学校などの教育機関での英語教育にかんする課題一覧

現行の学習指導から新たな英語教育へ変革

人の流れや物の流れだけではなく、情報や資本なども国境を越えはじめ、経済や社会の様々な場面でグローバル化が急速に進展しています。日常生活においても国際的に流通する商品やサービスなどに触れたり、インフラが整っていることで海外の情報や知識を入手できたり、逆に日本からの情報発信や外国人と対話もできるようになり、海外が非常に近いものになってきました。

このような状況は今後も加速するといわれ、英語力が十分ではない日本人にとって深刻な問題となっています。

さらに深刻なのは、いまの子どもたち。いま以上にグローバル化した社会のなかで生き抜く力をしっかりと育む必要があります。それは日本が世界とつながり、理解と信頼を得ながら異なる文化をもつ人たちと共に発展するための、英語でのコミュニケーション能力。

文部科学省も英語教育の充実と必要性を重視し、新たな体制整備として指導体制の強化や外部人材の活用促進、指導用教材などの開発を施策。今まさに現行の学習指導による英語教育から、新たな英語教育へと変革しようとしているのです。